- 『察してちゃん』の相手をすることに疲れちゃったよ・・・。
- 『察してちゃん』って、一体どんな心理なんだろう?
- 『察してちゃん』にはどう対処すればいいの?
一緒にいて非常にうざい『察してちゃん』。
『察してちゃん』とは、自分の気持ちや要求をハッキリとは言わず遠回しにアピールし、他人に察してもらおうとするメチャクチャ厄介な人のことです。
しかも、『察してちゃん』は自分が多くの人に迷惑をかけていることに気がついていないので困ったものです。
そんな『察してちゃん』と呼ばれる人たちには共通する特徴や心理があります。
この記事では、
- 『察してちゃん』の特徴と心理
- 『察してちゃん』への対処法
- 『察してちゃん』になることの危険性
について書いています。
『察してちゃん』の思考が分かり、適切な対処ができるようになりますので最後まで読んでみてください

『察してちゃん』の相手をするのが大変な方はご参考にどうぞ。
『察してちゃん』とは、腫れ物でモンスターのような人。
『察してちゃん』とは、
- 自分の気持ちや要求をハッキリとは言わず、他人に察してもらえるよう遠回しにアピールする。
- 自分の気持ちや要求を誰かが察してくれるまで、しつこくアピールする。
- ちゃんと察してあげないと、ものすごく機嫌が悪くなる。
という、非常にうざい人のことをいいます。
例えば、



あ〜ぁ、なんかもう疲れちゃったな・・・。



はぁ・・・何でいつもこうなるんだろぅ・・・。
みたいなことを、わざと他人に聞こえるように言っている人、あなたの周りにもいませんか?
そいつです、そいつのことを世間では『察してちゃん(君)』と呼びます。
それで、面倒くさいなと思いながらも仕方なく「どうしたの?何かあったの?」と聞いてあげても、



あっ、ううん、べつに何でもないの・・・大丈夫。
とか、



いや、べつに大したことじゃないんだけどさぁ・・・やっぱりイイや、俺の問題だし。
みたいに、何だか知りませんが拒絶しやがるんですよね。
非常に面倒なのですが、『察してちゃん』の様子を見て、そこにあるヒントから気持ちや要求を察してあげなきゃいけないのです。そして、それをやってあげないと非常に分かりやすく機嫌が悪くなります。
ちなみに、上記の例の『なんかもう疲れちゃったな・・・。』というのは、
- 自分がやっていることを誰かに代わってほしい
- とりあえず「どうしたの?」と声をかけてほしい
- 「そっか、それは大変だよね。」と【共感】をしてほしい
ということを察してあげなきゃいけないんですよね。
そして『やっぱりイイや、俺の問題だし。』というのは、
- 自分の抱えている問題を解決するために手伝ってほしい
- 「こんな難しい仕事、お前にしかできないよ。」と言ってほしい
- 「これって実際に経験した人にしか分からない苦悩だよな。」と【共感】をしてほしい
ということを察してあげなきゃいけないのです。



どうしてほしいのかを本人に直接聞いちゃダメですよ、ちゃんと【察して】あげてください。
『察してちゃん』に直接聞いたところで、本当の気持ちや要求を言ってくれませんし、それどころか【察して】あげないことに対してキレてきます。
このように『察してちゃん』というのは、とにかく《うざい》んですよね。
自分の気持ちや要求を正確に理解しているのは当然ながら自分自身です。だから、何かを訴えたいなら自分の口で言えばいいのに、『察してちゃん』はあくまでも【他人の方から察してくれる】ことを求めるんです。
しかも、ちゃんと察してもらえなければ露骨に機嫌が悪くなるので周りにいる人は本当に大迷惑。
ですから、周囲の人はいつも『察してちゃん』の様子に注意しなくてはならず、無駄な労力によって心身ともに疲れてしまいます。
このように、『察してちゃん』というのは、まるで腫れ物でありモンスターのような存在なのです。
非常にうざい『察してちゃん』の特徴と心理
『察してちゃん』と一緒にいるのは本当に大変ですよね。
でも、『察してちゃん』には共通する特徴や心理があるので、それらを知っておけば付き合い方が少しラクになりますよ。
とにかく【他力本願】
『察してちゃん』というのは、その名のとおり「わざわざ口で言わなくても、私の気持ちを察してもらいたい。」と常に考えている人のことをいいます。
要するに、『察してちゃん』は他力本願(たりきほんがん)なんですよね。
他力本願という言葉は【自分ではなく他人のチカラによって物事を進めようとすること】という意味で使われます。だから、『察してちゃん』は基本的に《自分から行動して解決する》という考えがなく、いつも他人の行動に期待をしているわけです。
しかも、自分から行動をしないことで『責任逃れ』もしています。他の人に動いてもらうだけでなく、その責任までも取らせようとするんですよね。



そういう意味で『察してちゃん』というのは【無責任】なのです。
ちなみに、【他力本願】という言葉は本来『阿弥陀(あみだ)様のありがたいチカラ』という意味の仏教語です。
阿弥陀様は、善人や悪人に関係無く、どんな人でも必ず救ってくださる非常にありがたい仏様です。仏教の一部の宗派では『阿弥陀様のお導きにすべてを委ねているだけで幸福に生きることができる』と考えられています。
この考え方の影響を受けて、【他力本願】という言葉が現在の《他人に委ねること》という意味に変化してしまったのです。
しかし、阿弥陀様なら『察してちゃん』の気持ちを完璧に察してくれますが、それを私たちに期待されても困ります。
『察してちゃん』は、阿弥陀様にしかできないようなことを私たちに求めているので非常に厄介なんです。
自己中心的
『察してちゃん』は、簡単に言うと【自己中心的な人】です。
『察してちゃん』がいつでも「自分の気持ちを察してほしい。」と思っているのは、何でも自分が最優先だからです。
すべてにおいて自分が最優先なので、自分だけは安全な場所にいながら他人を使って《自分の望むこと》をさせようとするんです。
もちろん、誰だって他人に対して「あ〜、代わりに◯◯をしてくれないかなぁ。」と思うことはありますが、それを毎回態度に出してアピールなんかしませんよね?さらに、誰かが自分の気持ちを察して行動してくれるまでアピールを続け、それが叶わないと不機嫌な態度になりますか?
普通だったらそんなことはできませんが、それを平然とやっているのが『察してちゃん』なのです。
承認欲求が強い
『察してちゃん』はとても承認欲求が強いです。
『察してちゃん』が自分の気持ちや要求を他人に察してもらおうとするのは【自分に注目してもらいたい】という意思の表れでもあります。
自分が《注目されるべき存在》であることを他人に知らしめたいのです。つまり『承認欲求』が強いんですよね。
他人から注目される存在でありたいから、遠回しにアピールをすることで他人の意識を自分の方へ向けたがるわけです。
そんな承認欲求が強い『察してちゃん』は、基本的に【他人よりも自分の方が正しい】と思っています。言い方を変えると『プライドが高い』ということでもあります。
私の知人の『察してちゃん』の場合は、仕事で問題が起きたときに、自分の考えを口には出さず遠回しにアピールして、



私の方が正しいんだってば。ほら、せっかくヒントを出してあげてるんだから早く気づいてよ!
なんてマジで思っていたんです。
本当に有効な方法があるのなら、誰かに察してもらわずに、早期解決のために早く提案してくれよって話です。まぁ、結局のところ彼女からの提案がなくても問題はちゃんと解決しましたけどね。
人から承認をしてもらいたいのなら、まずはしっかりと成果を出し、ちゃんと自分の意思を明示しなきゃダメです。



自分からは何も言わずに他人から認めてもらおうなんて、そんな都合の良いことを考えてはいけません。
なかなか自分の気持ちを言えない
『察してちゃん』の中には、自分の気持ちを言わないのではなく、なかなか自分の気持ちを言えないという人もいます。
私たちは人それぞれに考え方が違いますから、自分の気持ちや考えを口にすることで、場合によっては他人から間違いを指摘されたり批難されることもあります。
そして、それに対して、



自分は自分だし、他は気にしない♪
という人もいれば、



自分は間違っていたのかぁ・・・?
と落ち込んでしまう人もいます。
落ち込んでしまう人の場合は、だんだんと自分のことを言えなくなってしまいます。これは、自分のことを口にして自分が傷つくのを恐れている、ともいえます。
だから、自分が傷つくことが怖くて『察してちゃん』になってしまう人もいるんですよね。
とはいえ、他人に察してもらってばかりだと『察してちゃん』自身だけでなく周りの人もイライラしてしまいます。



厳しいかもしれませんが、本当に訴えたいことは自分の口で言わなきゃ正確に伝わりませんよ。
嫉妬深い
先ほど説明したように、『察してちゃん』は自己中心的で承認欲求も強いです。
ですから、もしも自分ではなく他の人が注目されたり称賛されたりすると、たちまち機嫌が悪くなります。
それ以後は、脚光を浴びた人に対する態度を変えたり陰口を言ったりするようにもなります。



『察してちゃん』にとって、自分以外の人が脚光を浴びるのは耐え難いほど悔しいのです。
また、『察してちゃん』は交際相手や結婚相手がいつも自分だけを見ていないと気がすまず、パートナーの携帯電話やPCの中を盗み見たりする傾向にあります。
要するに、『察してちゃん』は嫉妬深いという一面があるのです。
もちろん、嫉妬することは誰にだってありますが、多くの人は自分なりに気持ちを切り替えます。
ところが『察してちゃん』はプライドが高く、ずっと【嫉妬の火】がくすぶったままなので、いつまでたっても気持ちを切り替えられません。自分以外の人が脚光を浴びることが気に入らない、でもそれを口に出せないから他の人に察してほしい、それなのになかなか察してもらえないからイライラするんです。
『察してちゃん』は、日頃から自分では何もせずに他人に頼ってばかりいるから、自分自身の気持ちまで整理ができなくなるんですよね。
その結果、【嫉妬深い思考】になってしまうのです。
あえてネガティブな発言をする
自分の気持ちを察してもらうのは簡単なことではありませんが、それでも『察してちゃん』は何とかして察してもらおうとします。
察してもらうには、まず人の意識を自分に向けなくてはいけません。
その方法の1つとして、『察してちゃん』はあえてネガティブな発言をするということがあります。



どうせ自分なんて○○だしさぁ。
とか、



そんなことをしたって無駄じゃない?
みたいに、あえてネガティブな発言をすることで他の人の注意を引くのです。
ところが、厄介なことに他の人の注意を引くだけ引いておきながら、その後は多くを語らず察してもらおうとします。
ですから、『察してちゃん』のネガティブな発言は、ただ単に注目してほしいときの合図みたいなものだと認識しておきましょう。
SNSへの投稿が頻繁
『察してちゃん』はSNSへの投稿が頻繁です。
『察してちゃん』は、気持ちや要求を自分の口では言いませんが、他の方法でアピールすることはできます。
最近では、自分のことを発信できる便利なツールとして【SNS】がありますが、このSNSは『察してちゃん』にとって絶好のアピールの場です。そして、『察してちゃん』というのはSNS上でもやっぱり『察してちゃん』なんですよね。
SNSで発信するときくらい素直に自分を表現すればいいのに、クセになっているのか、含みを持たせる表現で投稿します。いかにも悩んだり困っているかのように、
- 「はぁ・・・」
- 「あ~ぁ・・・」
- 「最近ちょっと病み気味・・・」
- 「○○って、仕方ないのかなぁ・・・?」
みたいな、やたらと『・・・』とか『泣いている絵文字』を使用するんですよね。
SNSの投稿の裏側にある「誰か私に気づいて!そして、気持ちを察して!」という強いメッセージがそれらに凝縮されています。
そして、誰からも反応がなかったり、思うような反応をしてくれないと、次から次へと【察して投稿】をアップし続けます。
そんな『察してちゃん』の投稿に付き合わされる側はたまったもんじゃありません。
いきなりキレる
『察してちゃん』は誰かに察してもらうことで自分を表現します。
しかし、誰も察してくれないとストレスが溜まっていき、それが長期にわたると不機嫌がMAXとなり、あるときいきなりキレるのです。
『察してちゃん』自身は徐々にストレスをため込んでいたのかもしれませんが、周囲の人はいきなりキレる『察してちゃん』にビックリします。
自分のことは自分で解決すべきで、それを他人に依存するからストレスが溜まるのに、自己中心的な『察してちゃん』はすべて他人のせいにして怒るのです。
いつも誰かに依存して、思ったようにいかないと怒り出す、『察してちゃん』というのはまさに【腫れ物】であり【モンスター】なのです。
『察してちゃん』への対処法
非常にうざい『察してちゃん』には適正に対処をしないと、周りにいる人が心身ともに疲れてしまいます。
しかし、『察してちゃん』にとっては周囲の人たちがどうなろうと知ったことではありません。
ですから、これから紹介する対処方法であなた自身を守ってください。
とりあえず優しい口調で気持ちを聞いてあげる
『察してちゃん』というのは、自分の気持ちや要求を他人に察してもらいたい人です。
それで、どのように察してほしいかというと、とにかく優しく察してほしいんですよ。
だから、『察してちゃん』のアピール劇場が始まったら、とりあえず優しい口調で気持ちを聞いてあげるのがいいでしょう。



あっ、気がつかなくてゴメンね。◯◯の方が好きだったよね?
とか、



◯◯ちゃんはどうしたいの?△△でいいのかな?
みたいに、ものすご~く気をつかって優しく気持ちを聞いてあげてください。
たとえ『察してちゃん』の気持ちを的確に理解できたとしても、



まったくよぉ、要するに◯◯すりゃいいんだろ⁉
みたいに乱暴に察してはいけませんよ。
【察してほしい】ということは【いつも見ていてほしい】ということなので、優しく穏やかに《いつも気にかけているよ》ということを伝えてあげましょう。そうしてあげないと機嫌が悪くなって、その場の雰囲気まで悪くなってしまいます。
『察してちゃん』は自己中心的なので空気を読みません、自分のせいでその場の雰囲気が悪くなってもお構いなしです。



とりあえず優しい口調で気持ちを聞いてあげて、その場を適当にやり過ごしてください。
「私は何でもいいよ♪」を信じてはいけない
『察してちゃん』は何でも察してもらいたいのです。
だから、『察してちゃん』と食事をするときは面倒くさいですよ。
普通の人だったら、



今日は何を食べよっか?
と聞いたら、



う~ん、そうだなぁ、じゃあパスタがいい♪
みたなカンジで話は進みます。
しかし、『察してちゃん』の場合は、



私は何でもいいよ♪
って答えます。
ダマされちゃいけませんよ、『察してちゃん』が言う「私は何でもいいよ」はウソですから。『察してちゃん』は【何でもいい】なんてことはないので、その言葉を信じちゃいけません。
『察してちゃん』としては、「何でもいいよ♪」と言いながら、



私が何を食べたいか、言わなくても分かるよね?
と思っています。



「何でもいいよ♪」というのは察してちゃんからの『抜き打ちテスト』だと思ってください。
ここで何を提案できるかで、日頃からどれだけ『察してちゃん』のことを気にしているかが分かります。
でも、『察してちゃん』だって事前にいろいろとヒントを出しているはずです。
「昨日は○○を食べた。」とか、「今朝のテレビでラーメン特集をやっていた。」とか、事前の会話でヒントを出しているはずなので、それをもとに『察してちゃん』の食べたいものを予測しましょう。
徐々に距離を置く
ここまで記事を読んで「やっぱり『察してちゃん』とは一緒にいたくないな。」と思ったあなたは正常な感覚の持ち主です。
私としても『察してちゃん』とは距離を置くことを強くおすすめします。
しかし、いきなり距離を置くと『察してちゃん』がパニックを起こして何をするか分からないので、徐々に距離を置くようにしましょう。
とはいえ、『察してちゃん』と徐々に距離を置くにはそれなりに【強い精神力】が必要になりますので、その点は予めご了承ください。
気がつかないフリをして、まったく違う話をする
『察してちゃん』は何かにつけて【察してアピール】をしますが、それに乗っかってしまうと『察してちゃん』の思うツボ。
だから、『察してちゃん』と距離を置くためには、アピールに気づかないフリをして、まったく違う話をするといいですよ。
周囲に複数人いる場合、【察してアピール】に気がつかないフリをしていると、『察してちゃん』は他に察してくれる人を求めて自然に離れていきます。
しかし、その場に『察してちゃん』とあなたの2人しかいない場合は、あなたが徹底して気がつかないフリをしていれば『察してちゃん』は機嫌が悪くなります。



『察してちゃん』としては、機嫌が悪くなっていることも察してほしいのです。
そして、それでも気がつかないフリを続ければ『察してちゃん』は分かりやすく怒りだすでしょう。
そこで、あなたが、



ねぇ、どうしたの?わたし、何かしちゃったかな?
と火に油を注ぎましょう。『察してちゃん』はカンカンに怒って自然にあなたのもとから離れて行きます。
こういうことを繰り返していれば、しばらくすると『察してちゃん』はあなたに近寄って来なくなりますよ。
共感をせずに、あなたの意見をハッキリ言う
あなたは、自分の気持ちを誰かに【共感】してもらいたいと思うことはありませんか?
楽しいこと、悲しいこと、ツラいこと、腹の立つこと、これらを他人に共感してもらうだけで幸せになったり、救われた気持ちになったりしますよね?
『察してちゃん』も同じで、いつでも共感を求めていますから、『察してちゃん』と距離を置くためにはわざと共感をしなければいいのです。
もしも『察してちゃん』が、



この前、課長に怒られたんだよね。べつに私は悪くないのにさぁ・・・。
とか言ってきたら、



へぇ、そうだったんだ。でも、課長だって何の理由もなく怒らないと思うけどな。
『察してちゃん』は、あなたが一緒に課長の悪口を言ってくれると思っていたのに、予想外の厳しい意見が飛んできたわけですから、かなりモヤモヤすることでしょう。
『察してちゃん』が求めているのは、正論や解決策ではなく、気持ちを察してもらい、さらに共感してもらうこと。なので、共感をせずにあなたの意見をハッキリ言い続ければ『察してちゃん』にとっては《自分とは合わない人》になります。
そうなってしまえば、後はもう何もしなくても自然に『察してちゃん』から解放されます。
できるだけ顔を合わせないようにする
『察してちゃん』と距離を置くための方法としては、できるだけ顔を合わせないようにするというのが1番シンプルです。
『察してちゃん』がよく出没する場所や時間帯が分かっているなら、そこを避ければいいのです。『察してちゃん』と顔を合わせなければ、不要なストレスから解放されて、あなたが心身ともに疲れなくてすみます。
とはいえ、職場が一緒だと顔を合わせないわけにもいきませんよんよね。
そんなときは、できるだけ、
- 『察してちゃん』の方向に顔を向けない
- 一緒にお昼ご飯を食べない
- 帰宅時間をズラす
などの対策をとりましょう。
もしも『察してちゃん』の方から声をかけられても、「あっ、ごめ~ん。ちょっと今からやんなきゃいけない事があるんだよ。」みたいなカンジでかわしてください。



要するに、相手に分かるように避けるということですね。
もちろん、人を避け続けるというのは大変なことです、あなただって精神的な強さが必要になります。
しかし、『察してちゃん』と一緒にいるデメリットの方がずっと大きいので、本気で『察してちゃん』と距離を置きたいなら徹底して避ける必要があります。
SNSでも関わらないようにする
『察してちゃん』を避けるためには、顔を合わせないだけではダメです。
私たちには、コミュニケーションをとる手段の1つに【SNS】があります。
『察してちゃん』と距離をおくには、SNSでも関わらないようにするということも必要です。
自分から『察してちゃん』に向けて発信しないことはもちろん、『察してちゃん』からの発信に対してリアクションを起こさないようにします。
本来ならブロックをしてもよいくらいですが、それだと露骨過ぎて少し気が引ける場合は【ミュート】機能を使用すればやんわりと拒否できます。
本気で『察してちゃん』と距離を置きたいなら、リアルでもネット上でも徹底的に関わりを持たないようにしてください。
最終的に絶縁をする
『察してちゃん』と一緒にいることは、心身ともに疲れてしまうだけで、周りにいる人たちにとっては何もメリットがありません。
なので、ハッキリ言うと、『察してちゃん』とは最終的に絶縁をするという方向で考えておきましょう。
もしかしたら、「いや、さすがに絶縁するのは気が引ける・・・。」って思いましたか?まぁそうですよね、なので気が引けるようなら無理に絶縁をしなくてもいいですよ。
ただ、『察してちゃん』というのは「他人から察してもらって当たり前だ。」と思っていますよ。



いろいろ察してあげているあなたに対して感謝なんか一切しませんから。
さらに、自己中心的な『察してちゃん』ですから、自分のことは察してもらっても、あなたのことは何も察してくれないです。
あなたは、ただ一方的に『察してちゃん』に対して気をつかい続けるだけ。そして、そうこうしている内に、あなたは確実に心身ともに疲れ切っていきます。
私は、『察してちゃん』と過ごす時間は有害なものであるとさえ思います。
あなたは『あなたの幸せな人生』のために時間を使ってください、『察してちゃん』のために時間を使ってるヒマなんかありません。そのためには、一刻も早く『察してちゃん』とは絶縁するべきです。
ですから、まずはこの記事で紹介した方法で、少しずつ『察してちゃん』と距離を置くようにしてみてください。やがて『察してちゃん』の方もあなたとの距離を置き始めることでしょう。



『察してちゃん』にとって、察してくれない相手というのは《必要のない人間》なのです。
そうなればもう大丈夫、そのまま『察してちゃん』との付き合いをヤメて、あなたの大切な時間をちゃんと自分自身のために使ってください。
絶対に『察してちゃん』になってはいけない理由
これまで紹介してきたように、『察してちゃん』というのは非常にうざい存在ですし、できるだけ関わりは絶つべきです。
ですから、あなた自身も絶対に『察してちゃん』になってはいけませんよ。
じつは『察してちゃん』なってしまうと、本人自身も人生において大きな損をするのです。
ここからは、絶対に『察してちゃん』になってはいけない理由について紹介していきます。
異性にモテない
当たり前ですが、男女を問わず『察してちゃん』と一緒にいても楽しくないと思っている人がほとんどです。
ということは、一緒にいても楽しくない『察してちゃん』は異性にモテないです。
あなたもよくご存じのとおり、『察してちゃん』の気持ちを察し続けるというのは本当に疲れます。そんな相手とお付き合いをしたり、ましてや結婚したいなんていう人はいないですよ。
ですから、『察してちゃん』でいることは高確率で、
- 好きな人と付き合うことの幸せ
- 結婚をすることの幸せ
を取りこぼしてしまうのです。
たしかに自分の気持ちを察してもらえると非常にラクですが、そんなことを続けている限りはずっと独身のままでしょう。
友人がいなくなる
『察してちゃん』と一緒にいても楽しくないどころか、長時間一緒にいると苦痛になってきます。
ですから、異性にモテないだけではなく、友人がいなくなるという危険性も高いです。
普通に考えたら、一緒にいて苦痛な人と友達にはなりたくないですよね。
しかも、他人に依存ばかりしている人とは、友人としても付き合うメリットがありません。
『察してちゃん』は他の誰かに察してもらいたいはずなのに、自分の行動によって友人(察してくれる人)を減らしているわけです。
『察してちゃん』になると、どんどん人を遠ざけてしまい、気がつけば誰も周りにいなくなるという悲惨な結果を招くことを理解しなくてはいけません。
太りやすい
察してちゃんは太りやすいです。
『察してちゃん』は、他人の力によって自分の望みを実現させようと考えています。
要するに『察してちゃん』は自分自身にメチャクチャ甘いということなんですよね。自分自身に甘く、何に対しても我慢ができず欲求のままに生活してしまうので、その結果太りやすくなります。
もちろん『察してちゃん』はダイエットをします。そして、頑張って1kgくらい痩せたら、今度はそれを誰かに気づいてもらいたくて仕方がなくなります。
でも、1kgの変化なんて他人には分かりませんから、いつまでたっても聞きたい言葉が聞けないのです。
『察してちゃん』にとってダイエットをする目的は【痩せた自分を誰かに見てもらう】ためであり、健康のためではありません。だから、誰からも気づいてもらえないダイエットなんて意味がないんですよね。
それで、せっかくダイエットを始めても《誰にも気づかれない》のですぐにヤメてしまい、どんどん太っていくわけです。
基本的な信用が無くなる
『察してちゃん』は他人からの基本的な信用が無くなります。
あなたは、トラブルを解決するために誰かのアドバイスが欲しいとき、
- いつも自分でよく考えて、自分から行動をする人
- いつも他人まかせで、自分から行動をしない人
の2人がいた場合、どちらの話を聞きたいですか?
ちゃんと自分で考えてしっかりと行動に移せる人からアドバイスを聞きたいと思いませんか?



自分で考えて行動できる人は、1人の人間として《信用》があると思いますよ。
まぁ、その考えや行動が本当に正しいものかどうかは別の話ですが、物事に対して真剣に取り組んでいることは確かです。
一方で『察してちゃん』はいつでも他人まかせですから、自分の考えや意見があるのかどうかハッキリしませんし、あったとしても自分の口で言わないなら【無い】のと同じです。
他人に任せてばかり人は物事に対して真剣に取り組まないので基本的な信用がなくなるんですよね。
他力本願はとてもラクですが、そればかりだと【信用されなくなる】という《対人関係における大きな損失》があることを忘れてはいけません。
お金持ちにはなれない
残念ながら、察してちゃんはお金持ちにはなれないです。
他人に依存しまくっている人に重要な仕事を頼むことはありません。
もちろん、すべての仕事を1人で抱えてしまわず他の人に任せることも必要です。
しかし、常に他人へ依存している人は【自分で責任を負いたくない人】なので、そのような人には重要な仕事を任せられません。



重要な仕事であればあるほど《責任感のある人》に任せるものです。
ですから、『察してちゃん』は重要な仕事を任されず、他の人に比べてなかなか給与が上がりません。
給与が上がらなければ、転職や起業という選択肢もありますが、他人まかせの『察してちゃん』にそのような行動力はありません。
『察してちゃん』は、同僚や後輩たちがどんどん昇給していくのを横目に見ながら、それでもずっと他人まかせで生きていくのです。
その結果、『察してちゃん』はいつまでたってもお金持ちにはなれません。
幸せな人生を送るために【お金】は絶対に必要です。
お金がないと何だかミジメな気持ちになりますし、将来のことだって不安になります。
だから『察してちゃん』のままでいると、お金も気持ちも余裕のない不幸な人生を歩んでしまいます。
バカにされる
自分にできないことがあれば他の人に頼ることはあります。
でも、ずっと頼りっぱなしでは、周囲の人から冷ややかな目で見られます。
しかも、他人に頼るだけでなく「私の気持ちを察してもらって当たり前」なんて思っているような人は、きっと周囲の人からバカにされることでしょう。
自分の気持ちや要求をちゃんと言わないで、それを他の人に察してもらいたいなんて子供の言うこと。そんな幼稚なことをやっている人はバカにされて当然です。
『察してちゃん』になってしまうと、最初はいろいろと察してくれていた人も徐々に離れていき、知らないところでバカにされてしまうので注意しましょう。
『察してもらうこと』を期待するのは、他人への【暴力】である
私は、どうしても『察してちゃん』のことが好きになれません。
自分の気持ちや要求をちゃんと言わず、周囲の人たちに察してもらおうとし、それができないと不機嫌になるような人がいると本当にイライラするのです。
『察してちゃん』が1人いるだけで、周りにいる人たちは本当に迷惑な思いをしますし、余計な気も使うので心身ともに疲れます。
それで、私は思いました。
『察してちゃん』のように、【察してもらうこと】を期待するのは他人への【暴力】であると。
相手を思いやり、その気持ちをくんであげることは人間関係において大事です。とはいえ、皆がお互いに思いやることが大事であって、誰か1人だけの気持ちをくんであげたって意味がありません。
人の気持ちを察するには意外とエネルギーが必要です。自分の気持ちを察してもらえるのは非常に助かりますが、常にそれを他人に求めることは、その人に大きな負担を強いることになります。
だから、『察してちゃん』のように【察すること】を強要するのは、もはや他人に対する【暴力】なのです。
まとめ:『察してちゃん』はうざい!できれば絶縁をしよう。
『察してちゃん』は、自分の要求を口には出さず遠回しにアピールすることで、それを他の人に察してもらおうとする非常に厄介な人です。
『察してちゃん』の特徴と心理を要約すると、【他力本願】そして【自己中心的】です。
ですから、『察してちゃん』はあなたに対して自分の要求をしつこくアピールすることはあっても、困っているあなたの様子を察してくれることはありません。
つまり、あなただけが一方的に心身ともに疲弊をしてしまうので、『察してちゃん』と一緒にいるメリットはないのです。
簡単に付き合いをヤメることはできないかもしれませんが、最初だけ優しく話を聞いてあげて、その後は徐々に距離を置くようにしましょう。
そして、できれば『察してちゃん』と絶縁をしましょう。
あなたはこの記事を最後まで読んでくれるほど『察してちゃん』に困っています。
そんな『察してちゃん』と一緒にいても時間の無駄、というか大きな損害でしかありません。
この記事を参考にしていただき、できるだけ早く、ウザい『察してちゃん』から解放された穏やかな生活を送ってください。
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